
いろいろ複雑な思いが積もって、カトラリーもりもりになったDM。いい勢いがでたと思います。
参加協力に、宮城の陶工房しゅうとさんにご協力をお願いいたしました。
DMのお皿は実は私物で、日々食卓で大活躍をしている器です。
シンプルだけど力強く、普段使いにもってこいどんとこい!のしゅうとさんの器たち。
カトラリーとあわせて食卓の風景を展示で楽しんでいただければと思います。
今回残念ですが、作家の在店はございません。
営業時間など、これまでと少し違いますので、ご注意ください。
コロナ禍におかれまして、状況によっては展示会の変更の可能性もあります。
お出かけの際には、無垢里のホームページで開催のご確認をおすすめします。
無垢里のHP
https://mukuri.iinaa.net/とても残念なことですが、2021年の2月にギャラリー閉店のため、無垢里でのさいごの展示になります。
初めて展示に参加させていただいてから、振り返れば12年。もうそんなにたっていたか、と感慨深いです。
木工でカトラリー作りをメインにしようとはまだ考えてもいなかった活動初期の時期に、サラダボウル作家の須田さんに連れて行ってもらい縁をつないでいただきました。
(文字通り、山形の無知な娘っ子が、連れて行ってもらったという感じ。本当にお世話になりました…)
カトラリーとはなんぞや、と悩みながら、展示に参加させていただくたびに、もっといいカトラリーが作りたいと思うようになり、次第にカトラリーづくりがすべての中心になっていきました。
思えば、無垢里なしには、私のカトラリーづくりの軌跡はありえなかったかもしれません。
制作のモチベーションには、もちろん波があって、本当にしんどくて辛いときもありましたが、「無垢里でならまた来年もやってみよう」と思える、私にとって本当にありがたいギャラリーでした。
また来年、また来年、と続けてこられたのもひとえに、店主の岡田さんをはじめとする素敵なスタッフの皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
閉店ということを知り、あらためて振り返ったとき、自分がどれだけこのギャラリーに甘えて、勝手に寄りかかってこれまでやってきたかということをひしひしと実感しています。
ここからまた、出発。という気持ちです。
お出かけの際には、どうぞお気を付けください。
あと数日間、こつこつ進めていきます。
2020.9/15 記